「無識者フォーラム」へようこそ

本「無識者フォーラムNon-Expert Forum(NEF)」は、政府が活用する「有識者会議」へのアンチ・テーゼとして意見を発信する場です。政府の「有識者会議」は、中立性を標榜していますが、結果的には政府の意向に沿った見解を表明しているに過ぎません。「有識者会議」は、いまや政府の意向に沿って、世論を操作するツールになっていると言えます。わたしたちはそのように操作されていいのでしょうか。

そのような「有識者会議」の立場を相対化するために、わたしたち仲間がさまざまな角度からの意見を表明する場として、「無識者フォーラム」を創設しました。本フォーラムはネット上のバーチャル・フォーラムです。そしてさまざまな「意見を出し合う場」(フォーラム)です。

なお「無識者フォーラム」のウェブサイトに掲載する意見の著作権は、各著者に帰属します。無断転載はお断りします。引用に際しては、必ずURLを明記してください。

 2024年4月1日

投稿日時:
2024/07/10
2024/07/10
執筆者:
著者:
半呆け老人

コンプライアンスの難しさと自民党裏金事件

今は漸く少なくなりつつあるが、昨年の暮れから今年にかけて一時は連日のようにテレビ・新聞で喧伝された自民党の裏金問題に関わる一連の報道で、今は遙か昔、忘却の彼方に忘れ去られた、ある記憶が忽然と蘇ってきた。《企業の世界のコンプライアンス問題》バブルが崩壊し、「失われた20年」とも言われる長い不況下の日本経済の中で、金融危機がピークを迎えた1990年代後半、日本で...

投稿日時:
2024/07/10
2024/07/10
執筆者:
著者:
イラクリオン

兵役拒否の詩―ウクライナ戦争に寄せて

ウクライナ戦争でも、兵役を拒否し、不法に国外に脱出する者は後を絶たない。その数は、ウクライナ・ロシアを合わせて数万人に上るという。ルーマニアとの国境を流れるティサ川の速い流れを渡ろうとして、溺死したウクライナの青年のニュースも流れた。またロシアでもウクライナでも賄賂やコネなど様々な方法を駆使して、兵役逃れを画策する者も夥しい数に上っている。最近、ウクライナで...

投稿日時:
2024/07/10
2024/07/10
執筆者:
著者:
インタビューと編集:ナントワ

「本当にそうかなと考える能力は絶対に必要」―珠洲で被災した方の体験談(3)

4.二次避難、移住8日の朝に、5人で珠洲を出ました。母と、私が助けた斜向かいの方と、別の家族の母と息子の5人でした。近所の方々で、一次避難所でもある程度一緒に動いていた人たちです。最初に私が避難先を見つけて、母に打診して、斜向かいの方と、3人で動くことを考えていました。そこへ、もう一家族の夫さんから、妻と息子の2人も同行できないかと聞かれました。避難先に聞い...

投稿日時:
2024/07/01
2024/07/01
執筆者:
著者:
ベチャール

辺野古基地は軍事基地としての価値はあるのか

はじめにこのところ、沖縄から目をそらしてはいけないと思われる出来事が続いている。2024年3月と5月に沖縄で米兵による女性への暴行が起きたことが、6月末に「判明」した。県警や外務省が知っていて、沖縄県が知らなかったのだ。その間、6月16日、沖縄県議会選挙が行われ、辺野古基地建設反対を掲げるデニー知事の与党が敗北した。暴行の隠匿は重要な選挙対策であったろう。6...

投稿日時:
2024/06/10
2024/06/10
執筆者:
著者:
マックン

「貧しさ」・「貧困」について

貧しさ・貧困は、解決されなければならない人類共通の緊急、かつ普遍な問題であるが、真正面から取り上げるには私にとって大き過ぎるので、今まで経験してきた若干の体験や見聞を基にして私なりに考えてみたい。対極にある豊かさ、富、お金等の側面からもみていくこととしたい。私自身の体験の原点は、太平洋戦争が終わった直後の子供時代である。当時の我が家の暮らしでは、食事について...

投稿日時:
2024/06/10
2024/06/10
執筆者:
著者:
ディメンシア

小説の中の歴史―事実と創作の交錯―

「歴史家は事実の世界に住み、小説家は創作の世界に住んでいる」といえば、歴史家は納得するだろう。しかし、小説家はどうだろうか。芥川龍之介の「西郷隆盛―赤木桁平に与う―」(ワイド版岩波文庫358『蜘蛛の糸・杜子春・トロッコ』所収,岩波書店,2013年)はそのひとつの反応だろう。維新史を研究する史学科の学生が資料探しに京都に行き、その帰りの列車で老紳士に出会う。老...

投稿日時:
2024/06/10
2024/06/10
執筆者:
著者:
インタビューと編集:ナントワ

「あの味を忘れることはないでしょう」――珠洲で被災した方の体験談(2)

3.1週間の高台避難所生活電気は止まっていたのですが、その老人ホームの施設長が、私物の発電機とドラムリールを出してくれて、潤沢ではないけれどガソリンがあって、それを使って電気を起こしました。それでスマホの充電ができました。自分はその充電に関してとりまとめをしていました。最初、ガソリンの発電機を使う前は、カセットボンベを使う発電機を回しました。あれはすぐ切れる...

投稿日時:
2024/05/10
2024/05/10
執筆者:
著者:
暗中模索

『ニコライ遭難』(吉村昭著・新潮文庫・1996年)の読後感

吉村昭は現場、証言、資料を丹念に取材するノンフィクション作家、歴史小説家である。文体は冷静、緻密であり、小生の好きな作家の一人である。最近上記の著書を読んだので、「司法権の独立」という視点で思うところを記してみたい。1891年(明治24年)5月、国賓のロシアの皇太子に、警備の日本人巡査津田三蔵が突然サーベルで襲いかかり負傷させた大津事件は、教科書にも載ってお...

投稿日時:
2024/05/10
2024/05/10
執筆者:
著者:
ストレイドッグ

思い出した人、そして戦争と平和

国木田独歩に『忘れえぬ人々』という、10分ほどで読めてしまうような短い小説がある。中学生の頃、タイトルに惹かれて読んで、ただのゆきずりの人についてさらりと書かれていたものだから、みごとに肩透かしを食った気分になった。でも実際の生活では、歳を重ねるにつれ、忘れられない人よりも、忘れていたけれどふとした拍子に思い出す人が多くなるようだ。今回はそんな、最近、思い出...

投稿日時:
2024/05/10
2024/05/10
執筆者:
著者:
もののけ姫

スマホ1年生のつぶやき

数か月前に20年以上も使っていたいわゆるガラケーからスマホに替えた。いまだに使い方に慣れておらず、特に電話の着発信には失敗が多い。そもそも、携帯で電話をすることはこれまでもほとんどなく、メールの受信もPCやiPadで事足りていたので、積極的にガラケーからスマホに切り替える必要性はなかった。だが、仕事上、どうしても必要なアプリがスマホでしか利用できず、渋々切り...

投稿日時:
2024/05/10
2024/05/10
執筆者:
著者:
インタビューと編集:ナントワ

「いつになったら止まるんや」――珠洲で被災した方の体験談(1)

能登半島地震をきっかけに珠洲から移り住んで来られた方と知り合いになった。気さくな方で、地震のときの行動、避難所での生活、移住の決断などについて、いろいろと話してくれた。この貴重な経験を記録に残しておきたいと考えて、あらためてインタビューをお願いしたところ、快く引き受けてくださった。2024年4月18日午後に、休憩を挟みながら3時間ほどお話をうかがった。その後...

投稿日時:
2024/04/10
2024/04/10
執筆者:
著者:
首に旋毛

「少子化対策」を考え直す

「次元の異なる少子化対策」を実現するために、「こども・子育て支援納付金」が医療保険料に上乗せして徴収されることになった。政府が掲げる「少子化対策」とは子どもと子育てへの支援を意味するようである。自分はこのことに以前から疑問をもっていたので、この場を借りて書いてみたい。「少子化」が問題として騒がれるようになったのはいつ頃だろうか。自分の記憶...

投稿日時:
2024/04/10
2024/04/10
執筆者:
著者:
半呆け老人

我国の診療制度における日本医師会と自民党政府の癒着構造について

加齢と共に病院と自宅近くの診療所への通院が日課の大半を占める様になった高齢者が激増している。待合室は何時も年寄りで溢れている。通院には殆ど予約して行くが、患者は予約時間厳守するも時間通り受診出来る事は皆無で、30分以上遅れるのが普通。時には1時間以上待たされる事もある。この生産性のない待時間の腹立たしさの反動で、診療費に対する日頃の疑念が再燃すると共に、特に...

投稿日時:
2024/04/10
2024/04/10
執筆者:
著者:
ベチャール

責任を取らない日本語

最近、日本語が一定の方向で変わりつつあるように思われる。いくつか例を挙げてみたい。***以上のように、断定を避けて主体をぼやかすという方向で日本語が変わってきているように思われる。しかし、その反面で、やや過剰な日本語の使い方も気になる。